中性脂肪を減らすためにサプリメントやトクホは必要?

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中性脂肪に効果のあるサプリメントの成分

中性脂肪を下げる成分はいろいろありますが、食材から十分な量を摂取しようとすると、調理法などによってどうしてもカロリーオーバーになってしまいます。

また、食材に含まれる栄養素というのは、体内に入ったとしても吸収や分解などの工程を経なくてはいけないので、まるごと摂取できるわけではありません。

その点、サプリメントなら求める成分をダイレクトに摂取できるので、カロリーを気にする必要はありません。

吸収されやすいように加工されているものも多いので、中性脂肪への効果も期待できます。

ですので成分の働きで中性脂肪を減らしたいという方は、サプリメントを利用するといいでしょう。

中性脂肪のサプリメントはいろいろなメーカーから発売されていて、それぞれに配合されている成分も異なります。

ですが、中性脂肪に効果のある成分は一つだけではありませんし、成分ごとに中性脂肪へのアプローチも違うので、自分に合った成分が配合されているものを選びましょう。

中性脂肪のサプリメントの成分は、主にDHA・EPA、ポリフェノールです。

DHAとEPAは、脳細胞を活性化させて頭を良くする成分として知られていますが、中性脂肪を減らす効果が高いことも有名です。

DHAは肝臓で中性脂肪が作られるのを抑える働きや、血中に中性脂肪が分泌されるのを抑制する働きがあるので、中性脂肪の数値まで下げる効果があります。

EPAは、リンパ液の中に中性脂肪が分泌されるのを抑制したり、DHAと同様に肝臓での中性脂肪の合成を防ぐという働きももっています。

さらに、リポ蛋白リパーゼを活性化して、中性脂肪が脂肪細胞や筋肉に取り込まれるように働きかけて、燃焼を促進する効果も期待できるので、この2つの成分が配合されたサプリメントはもっとも効果が高いと言えるでしょう。

DHAとEPAについてはこちらの記事もチェック
やっぱりEPAとDHAは中性脂肪に良いみたい。

もし、脂っこい食べ物が大好き、甘いものがやめられないという場合は、ポリフェノールが主成分のサプリメントがお勧めです。

ポリフェノールは抗酸化作用に優れているので、活性酸素を取り除いて細胞などの劣化を防いで体内機能を活性化します。

体内機能が活発に働けば、脂肪の燃焼や不要物の排出が滞りなく行われるので、これだけでも中性脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。

しかし、ポリフェノールにはもっとダイレクトな中性脂肪への効果があるのです。

ポリフェノールは脂肪の合成を促す酵素の働きを阻害したり、脂肪の燃焼を促進する酵素の働きを活発にするという働きもあります。

つまり脂肪を溜め込みにくくしながら、脂肪を燃焼する効果があるので、食べることが大好きという方はポリフェノールのサプリメントを飲みましょう。

中性脂肪用の特定保健用食品(トクホ)について

世の中には健康効果を煽るキャッチコピーで販売されている健康食品はたくさん発売されていますが、基本的に「健康食品」とはただの食品でしかありません。

例えダイエット効果がありそうな宣伝文句が書いてあっても、成分が配合されているとしても、特定の効果があるものではないのです。

簡単に言うと、脂肪を燃焼する効果があると言われている唐辛子とダイエット用食品は、どちらも食品という同じくくりになります。

ですので、ダイエット効果がなかったとしてもメーカーにはなんの責任もないのです。

ですが、最近よく見かけるようになった特定保健用商品は、健康食品とはまったく違うものです。

特定保健用商品とは特定保健用食品のことで、トクホとも呼ばれています。

これは、消費者庁長官の認可を受けている商品で、保健の効果に関して、許可されている表示内容を記載することができます。

認可を受けるためには、特定の保健の効果が科学的に実証されている必要があり、有効性や安全性の審査に合格した商品だけが特定保健用食品として許可を受けられます。

つまり健康食品と違い、保健効果が認められているのが特定保健用食品なのですね。

そのため、特定保健用商品を利用する場合は、どのような効果があるのか、自分が求める効果に適しているのかを確認してから選ばなくてはいけません。

また、薬ではないものの、用法用量、摂取方法なども守らなくてはいけません。

現在、表示許可されているのは、お腹の調子を整えることに関連した食品、コレステロールが高めの方に適した食品、骨の健康維持に役立つ働きを持つ食品など10項目があります。

その中の一つにあるのが「食後の血中の中性脂肪を抑える食品」という項目です。

これは名前の通り中性脂肪を抑える効果がある特定保健用健康商品ですから、食事による中性脂肪の上昇を抑えたい方にお勧めです。

この表示ができるのは、中性脂肪に関与するジアシルグリセロールもしくはグロビン蛋白分解物などが配合されている商品だけです。

食後の血中の中性脂肪を抑える食品は、お茶やコーヒー、清涼飲料水、魚肉ソーセージなどたくさん発売されているので、食生活に取り入れやすいでしょう。

もちろん、例え特定保健用商品であっても、利用してすぐに中性脂肪が劇的に減少するわけではありません。

しかし科学的効果が証明されているので、毎日きちんと摂取することで効果は期待することができますし、食生活を改善するのが難しいという方のサポートにも役立ってくれます。

少々お値段は高いですが、健康食品のように効果が疑わしいものではないので、中性脂肪が気になる方は試してみるのがお勧めです。

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サプリメントやトクホをネットで購入する際の注意点

インターネットの普及によって、中性脂肪に関する健康食品や特定保健用食品なども通販で購入出来るようになりました。

わざわざ買いに行かなくてもいいですし、口コミの評価などもチェックできるので、効果に関しての情報も簡単に手に入るのでネット通販はとても便利ですね。

ただし、販売サイトによっては誇大広告を掲載していることもあるので、まるごと鵜呑みにするのもよくありません。

特に特定保健用商品は、国に効果が認められているので、それだけで信用してしまいがちです。

しかしいくら特定保健用商品として許可がおりていても、配合されている成分によって効果が違います。

例えば、コレステロール値を下げる効果があるものもありますし、ミネラルの吸収を助ける効果を持っているものなど、商品それぞれに効果が異なるのです。

販売サイトの中には、中性脂肪には効果が認められていないのに、さも効果があるような記載をしているところもあります。

購入する側の知識によっては、コレステロール値が下がるなら中性脂肪も下がると思ってしまうこともあるかもしれません。

ですが、コレステロール値が下がる効果が科学的に証明されている成分が配合されていても、それが中性脂肪に効く証明はされていません。

こういった販売サイトで購入すると、まったく効果がないので、広告表現をしっかりチェックしましょう。

消費者庁では許可表示の範囲が決まっているので、例え特定保健用商品であっても、医療が必要ないような感想や、効果を確実に保証するような感想など消費者が誤解するような表示はしてはいけないとされています。

いくら個人の感想であっても、消費者に誤解を与えるものは虚偽もしくは誇大表示となります。

簡単なアンケートやモニター調査であっても、質問内容や対象者などを表示しないだけでも信頼できるデータにはなりません。

また、最近は専門医や大学教授などが推薦文を書いていたり、効果があるような内容の文章を記載している販売サイトも増えています。

もちろん、口コミや専門家の意見はとても貴重ですが、購入前には効果を得る根拠となる成分が配合されているかをチェックしましょう。

出来れば、その成分がどのようなメカニズムで中性脂肪に働きかけるかが記載されていれば、その販売サイトは信用できます。

ちょっと面倒かもしれませんが、販売サイトが乱立しているネット環境では、これだけ細かくチェックする必要があるので、成分と成分による効果のメカニズムをしっかり確認してから購入する販売サイトを決めましょう。

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